河瑛大さん 【国立ペーチ大学】

ハンガリーの医学部に来てみて

僕は去年予備コースを経ずに高校卒業後すぐ入学した為、すごく不安でした。しかし実際ペーチに行くと街の雰囲気は良く、現地の人は気さくに話しかけてくれました。先輩方はとても優しく、一緒にフットサルをしたり勉強や日常生活において困ったことがある時はいつも親身に相談にのってくれます。

高校までの勉強とは違って専門的な科目なので最初はどう勉強して良いか分かりませんでしたが、大学の教授が日本人のスタディールームに来て質疑応答や試験では何が必要でどう対策をすれば良いかなど丁寧に指導してくれて、いつも助かっています。

今年2年生になりますが、この1年で最も苦労したことは家事と勉強の両立です。ずっと実家で過ごしてきたので改めて家族がいることの有り難さを感じました。 1人の時、寂しく思う時もありますがそんな時は自分を応援してくれる人のことや、一方で自分が選んだ「海外の医学部に進学すること」に批判した人のことを思い出して、負けてたまるかといつも自分を奮い立たせています。

留学した事もなく、いきなり海外に行って英語で医学を学ぶなんて無謀だと思うかもしれませんができるかできないかは自分次第です。 本気なら周りを気にせず果敢に挑戦すべきです。相当な勉強量を要求されますが、卒業できれば日本に留まらず世界で活躍できる医者になれて日本の医学部を卒業するよりも選択肢が多いです。

僕はペーチ大学の医学部に来て本当によかったと思います。今後も医者になるという自分の未来を掴むために頑張っていきたいです。　一緒に頑張りましょう！