卒業生のメッセージ
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卒業生のメッセージ

2018年センメルワイス大学医学部卒業 水嶋由佳さん

1.ハンガリーの医学部への進学を決めた理由は何ですか?
もともと高校から留学していて、医学部志望でした。医学を学ぶなら英語でという思いが強かったので留学先で医学部入学を試みるも面接止まり。一度大学に入学し、その後学士入学をもう一度挑戦するも同じ結果でした。その時にハンガリー医学部留学のことを知り、これしかないとハンガリー行きを決めました。
2.医学部在学中は、普段どのように勉強をしましたか?
最初の2年間の基礎医学ではとにかく解剖学などの単純記憶ものがとにかく多くて大変でした。覚えるためにはひたすら繰り返すしかないのでフラッシュカードを作ったり、とにかくいつでも確認できるように工夫していました。友達と勉強会などを開き覚えたことのアウトプットをすることも大事です。3年からの臨床は応用力が問われてくるので、疾患に対してフローチャートを作って疾患の流れの理解を深めたり、表を作って色分けしたり「視覚的刺激」を意識しながら勉強していました。また実習ではと積極的に実技経験で体で覚えるようにもしていました。
3.勉強面・生活面で苦労したことを教えてください。
やはり最初ハンガリー語が話せないことから、日常生活で苦労しました。しかし大学でハンガリー語を勉強していき、また日常生活でなるべくハンガリー語を話すことで少しずつ慣れていきました。勉強面ではやはり勉強量の多さ、試験期間にはかなりストレスもかかるので、勉強と息抜きのバランスが難しかったです。自分にあった勉強法をトライアンドエラーで見つけていく事が重要です。人間、時には休まなくてはいけないということも忘れてはいけません。ジムに行って体を動かして見たり、散歩したりなど適度に心と体を休めることが、結果的に効率アップにつながります。
4. 英語で授業を受けることに不安はありませんでしたか。
海外留学生活が長かったので英語での授業に不安はありませんでしたが、授業のやり方、試験の仕方など今までと違っていたので、慣れるまで大変でした。
5.ハンガリーに行って良かったことを教えてください。
世界中に同じ医師を目指す同士が増えたこと、そして臨床、実技経験をかなり積ませてくれたことだと思います。日本にいたらできなかったであろう、学内研究、ボランティア活動参加などもいい経験になりました。
6.ハンガリーの医学部を卒業するために必要なことは何だと思いますか?
決して諦めない気持ちと、積極的に行動する力だと思います。英語ができないから、ハンガリー語が話せないからという理由で目の前にあるチャンスを逃すより、どうしたらできるようになるのかという解決策を探すこと。ストレートで卒業することだけが素晴らしいことではなく、もし途中つまずいたとしてもその時に何を学んだか、それをどう活していくのかも大切です。医学の勉強は世界共通で厳しいですが、それを乗り越えた時の人間的成長も人生の糧になるはずです。
7.日本の医師国家試験対策の学習で大変だったことは何ですか?
やはり海外生活が長かったのと、ほぼ日本語の教科書を使わず勉強してきたので、日本の医学用語に慣れることが大変でした。また模試の点数も最初はなかなか上がらずに不安になることもありましたが、目の前にあることを日々できる限りやりました。膨大な量と永遠に終わりのない試験勉強で心が折れそうになったり、自信を無くしかけたりしましたが、本番試験は2日間落ち着いて受験できたので良かったです。
8.医師国家試験に合格し、日本で医師として活躍する夢が実現しました。現在の心境を聞かせてください。(ハンガリーでの留学、国家試験の勉強を振り返っての感想など)
ハンガリー医学部を卒業してから国家試験まで約半年間本当に時間が限られている中で教材、模試、過去問演習をこなすことは本当に大変でした。合格発表で自分の番号を見つけた時は本当に今までの努力が報われた嬉しさをと、これで日本でも医師になれた安堵感がありました。
9.ハンガリーの医学部に入学を検討している方にメッセージをお願いします。
最近は現役でハンガリー医学部に来る人たちが増えているように思います。確かに医学部留学は大変な面もありますが、それ以上に得られることは多いです。絶対医師になるんだという強い思いがある方、是非挑戦してほしいです。応援しています。
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