6年、ないしは7年という長い医学部の道をこれから歩んでいこうとしていく皆さんに、まずはその1年目を修了した者として、私なりの考えをお伝えしていきたいと思います。
海外で勉強をするにあたって、まず現地の生活や習慣に慣れる、というのは大切なことです。これは言い換えれば『適応力』ということになります。日本での生活をそのまま再現することはできませんし、それは食事においても交通システムにおいても、また授業のスタイルや教え方一つにとっても言えることです。異文化の環境で学ぶ際にはいかに『固定観念にとらわれず柔軟に物事を乗り切れるか』ということが大変重要です。
そして最も大切なこと。それは自分を律していく力です。出身国の文化やもちろん個性によってもさまざまですが、毎週末パーティーで勉強が二の次になる人、授業をサボる人、テストすら受けに来ず留年していく人。そういう人たちはどこの大学にも何人かはいるように、残念ながら我々の学校にもいます。そういう人たちの影響を受けることなく、楽なほうへと流されず自分を律し続ける必要があります。予備コースといえども高校課程以上の内容を勉強しますし、ましてそれを英語でするわけですから、気を抜くとあっという間においていかれかねません。
とはいっても気を張り詰めるばかりが良いわけではありません。息抜きをかねて各国の学生とイベントを通じて交流を持つなど、バランスをとりながら学業に励むことが大切だと思うのです。
こういったことが実践できればハンガリーで医者を目指す私たちには様々な可能性のある舞台と未来が待っています。ハンガリーという異国の地でお互いに切磋琢磨できる日を楽しみにしています。 |
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