アドバイザーからひと
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アドバイザーからひと言

Zoltan Karadi
国立ペーチ大学医学部
生理学教授

中欧のハンガリー、国立ペーチ大学より皆さんにコメントを送る機会ができたことを大変喜ばしく思います。

『医者になる』ということ。動機となる理由は個々人で様々だと思いますが、医者という専門職を目指すうえで絶対に必要な要素が3つあります。それは『目標を持ち続けること』『情熱を持ち続けること』そして『忍耐・根気力』です。地域医療、臨床医療、研究医療のどれをとってもそれは一生涯の学びとなります。病に苦しむ人たちを自分の手で助けたいと医師を目指した高校生のときから、ペーチ大学で教授として教鞭をとる現在まで、この学びの姿勢を私は持ち続けています。

ペーチで生まれ育ち、この地で教育を受けてきた私にとって、医学を目指すとき、ペーチ大学に進学したことは、ごく自然な選択でしたが、皆さんにとってはどうでしょう?もちろん、現在の医療の世界を見ると、ボーダレスの時代になりつつあります。その中で海外の医学部、しかもヨーロッパの文化の集まる中欧のハンガリーで教育を受けることは皆さんにとって、医療技術においても、教育水準、異文化教育と、キャリアの点でも、また自身の人生においても糧となることが数限りなくあります。その中でもペーチという街は商業、文化、教育の中心的な役割をその歴史の中で担ってきました。

ペーチ大学は1367年に創立され、ハンガリーでは一番古い大学で、欧州においても歴史ある大学の一つです。医学部は伝統と最新技術がバランスよく組み合わされた学部です。皆さんが進むのはその中の英語プログラムで、大変厳しいカリキュラムをこなすと同時に、フレンドリーな環境もあります。プログラムの概要としては、最初の2年間を基礎医学に費やします。3学年目に前臨床、4、5学年では臨床期間があり、6年目は研修という流れになっています。知識を深めると同時に実践により近い環境で医学を学ぶ系統的なカリキュラムです。必要な際には我々教授陣や事務スタッフに助けを求めれば、いつでも手助けできる環境があります。この環境を本当に活かす事ができるかどうかは、皆さんの学業に対する姿勢にかかっています。同時に、今もっている情熱やこれまでの教育で蓄えた知識を、将来プロフェッショナルとして活かす事ができるかどうかも偏に皆さんの努力次第なのです。皆さんに教鞭をとることになる、それぞれの教科の先生とよくコミュニケーションをとり、最新の研究設備、講義やセミナーをよりよく活かしていただきたいと思います。そして、ハンガリー医科大学事務局を通じ、入学が決まったその日から、必死に勉強に取り組んでください。基礎医学の2年間は特に重要ですが、これを120%クリアにできれば、それ以後の臨床や研修などに大いに役立ちます。

私は、逆の流れになりますが、皆さんと同じように海外で医学を学んだ経験があります。福岡県にある九州大学で博士号を取得し、その後何年も日本で生活し、研究室で働いてきたのでこれからペーチ大学に入学される皆さんに対しても特別な思いがあります。私の日本での経験がこれまでの医学研究、医療活動に大きな糧となり、そしてこれから皆さんに学業におけるアドバイス、相談のお手伝いができることを大変嬉しく思います。ぜひ、ペーチ大学に来て、皆さんの医療への第一歩を踏み出していただきたいと思います。

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