獣医師は、獣医師免許がなければ働けません。日本の獣医師免許がなければ日本で獣医師として働けません。EUでの獣医師免許がなければEUでは働けません。
獣医師であれば世界のどこであろうとそこで一生をささげるという人生もありますが、日本人で将来日本に戻ってくることを考えている人であれば、日本の獣医師免許を取得するということが第1条件になるでしょう。そこで、ここでは日本の獣医師免許について概略を述べておきます。
日本で獣医師国家試験を受験する場合
- ポイント1
- 日本あるいは外国の獣医学部を卒業しなければいけません。
※獣医師国家試験の受験資格をもらえる可能性の高いカリキュラム内容で卒業することが大切
- ポイント2
- 必要書類を添えて資格審査の申請を行う。獣医事審議会に審査をしてもらい、認定結果を待つ。
この場合、結果は以下の3点のどれかになります。
- 1)受験資格がありません。
- 2)獣医師国家試験を受ける資格はありませんが予備試験から受けてください。
- 3)獣医師国家試験を受ける資格があります。
- ポイント3
- 予備試験、もしくは獣医師国家試験を受ける。
- ポイント4
- 獣医師国家試験に合格した後、獣医師登録申請を行う。
- ポイント5
- 登録が認可された後、晴れて免許交付。