国立センメルワイス大学医学部(Semmelweis University)
370年の伝統と歴史を持つ、世界一流の大学
センメルワイス大学はハンガリーの首都ブダペストに位置し、370 年以上の歴史を持つ、世界でも一流の大学です。卒業生にはノーベル賞受賞者など、国際的活躍が知られる研究者を多く生み出しています。
また、過去20年の間に1万人以上の留学生が入学しています。学生数増加に対応すべく2008年には新たにBasic Medical Center が建設され、ヨーロッパでも有数の充実した施設でより高度な研究活動が可能になっています。
大学概要
創立
1635年
医学部設立
1769年
英語プログラム設立
1987年
大学総学生数
11,898人
医学部学生数
4,139人
医学部英語プログラム学生数
1,173人
大学病院
2,100床
カリキュラム
医学部のコース内容はこちら
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留学生の主な出身国
ノルウエー、イスラエル、スウェーデン、イラン、アメリカ、スペイン、カナダ、ギリシャ、日本、キプロス
VIDEO
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Prof. Miklos Csala
国立センメルワイス大学
生化学・分子生物学教授
医学部英語プログラムディレクター
《センメルワイス大学で医学を志す日本の皆さんへ》
センメルワイス大学はハンガリー国内でも、歴史が古く、規模も大きく、世界中に認知されている医科大学であります。
医学部の歴史は1769年に遡り、オーストリア・ハンガリー帝国・ハプスブルグ家の女帝、マリア・テレジアが帝国の医療ケアを集約すべく設立しました。設立から大学の規模は徐々に拡大し、ハンガリーの医療システムを整えると同時に、研究施設、クリニック、学部を併設し、現在まで10万人を超える学生に医学学位を授与してきました。センメルワイス大学は単に医学教育のみの場ではなく、ハンガリーの人口の6%の方々に医療ケアを施すという、ハンガリーの中心的な医療施設でもあります。また医療研究においても中心的な役割を担っています。
今日ある5学部では、11,100人の学生が日々勉学に励み、医師又は医療に関する専門職を目指しています。そのうちの10%を超える1,800名が実は各国からの留学生であります。ハンガリー語の医学部では学生のほとんどがハンガリー人ですが、英語コースに所属する学生は、世界各国から集まる留学生です。2002年からはセンメルワイス大学と埼玉医科大学との間で学生交流をスタートし、これまで20名ほどが交換留学を果たしています。世界中から、文化も環境も違う学生が集い、お互いを尊重しながら医学を学ぶことには大きな意義があります。
センメルワイス大学では、ハンガリー医科大学事務局から入学する日本人学生の為にアシスタントシステムを導入しました。これは上級生が新入生として入学する皆さんをバックアップするシステムです。また、埼玉医科大学との交換留学プログラムの責任者であるジョセフ・シャンドール教授がセンメルワイス大学でのアカデミック・チューターとなります。ただ、皆さんは受身になることなく、自ら行動し教授や上級生に教えを求めるようにしてください。我々も時間の許す限りアドバイスをしていきます。
皆さんとセンメルワイス大学でお会いできるのを楽しみにしています。医学の道は大変厳しいですが、一つ一つ確実に進むことを期待しています。