ワルシャワ国際医学会議の基礎研究・前臨床科学部門で、デブレツェン大学医学部4年生のMihály Székelyの講演が行われた。世界の様々な地域から合計17人の医学生が発表したが、専門家審査委員会はデブレツェンの青年の発表を最も優れたものと評価した。

Mihály Székely氏は取材に対し、デブレツェン大学医学部 医学化学研究所のBeáta Lontay准教授が率いる6人のワーキンググループで3年間基礎研究を続けてきたと語った。問題のタンパク質の変異は、長期的には診断マーカーとして使用できると彼らは期待している。

ワルシャワ大会では、基礎研究・前臨床科学部門に加え、31の部門で講演が行われ、そのうち優秀な10人の講演者は、主催者側から招待され、著名な医学教授が参加する全体会議でその発見を発表した。このセクションで、Mihály Székelyは特別賞を受賞した。

「世界各地から集まった専門家の前で研究成果を発表できたことは、私にとって大きな名誉でした。特別賞の受賞は重大な評価であり、研究を継続するための重大なインセンティブであると考えています」と彼は付け加えた。

Neurotech　EUの支援を受け、Mihály Székelyは昨年9月、オランダのベルグ・エン・ダルに2週間滞在し、Donders Cognition, Brain and Technology Summer Universityに参加した。彼らは主に、脳のある部分間のつながりをモデル化することに取り組んでいた。モバイルゲーム開発者としての経験を生かし、Mihály Székelyと彼のチームは、人間の脳の海馬の動作原理に従って、古典的なビデオゲームでテストされたアルゴリズムを適用することに成功した。このプロジェクトは2位に入賞した。