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2019年度デブレツェン分子医学賞は米国の女性研究者にトピックス一覧

2003年に設立された“デブレツェン分子医学賞”は、分子医学の分野において研究成果が患者の治療に役立つ功績を挙げた国際的に卓越した研究者に贈られます。今年度は、パーキンソン病や脳卒中の治療を促進する発見をしたことに対し、神経学者であるValina L. Dawson教授が、女性として初めてこの貴重な賞を授与されました。。
 
授与式の前に行われました記者会見においてLászló Csernoch教授は「この賞は、医学の分野において高く評価されており、デブレツェン大学の認知度や評判も上がっています。」と述べました。
 
学術課の副学長である同教授は、人類にとって医学の飛躍的な発見を認知することの重要性についても強調しました。また、デブレツェン大学の医学部教授陣により選ばれた受賞者の中には、その後、ノーベル賞を受賞した研究者もいることも述べました。
 
デブレツェン大学のLászló Mátyus医学部長は、「質の高い教育は研究を無くしては不可能であり、それ故に私たちは科学の先端がどこであるか認識する必要があり、受賞者によってもたらされる世界をリードする研究を知ることができる。」と述べました。
 
同医学部長は、さらに続けて「今回は17回目の授与式であり、過去の受賞者全員が、この賞を快く受け取り、誉れ高い勝者の一団に喜んで加わってくれたことは光栄の至りです。これは私たちの医学部と世界的に認知された学者たちの間に存続する科学的関係を形成することに多大な貢献をしている。」と述べました。
 
今年度のデブレツェン大学の分子医学賞は、ジョンズホプキンス大学神経学・細胞工学研究所のValina L. Dawson教授に授与されました。デブレツェン大学医学部副部長のZoltán Papp教授は、「Dawson教授の研究は、パーキンソン病や脳血流障害に起因する組織変化を正しく理解することに貢献する。」と述べました。
 
Dawson教授の研究結果のおかげで、パーキンソン病や神経信号伝達の疾患もたらす遺伝的要因を解明することができます。Dawson教授は、パーキンソン病やいくつかのたんぱく質が誘導するプロセスに観察される神経細胞の死の詳細な仕組みを研究することによって新しいタイプの細胞死を特定することができました。
 
「私たちは、治癒に対し著しい進展を遂げることができるポイントに達しました。」とDawson教授は述べました。
 
Dawson教授はさらに、研究は前臨床段階に移ったこと、一方、他は臨床試験の段階であることを発表しました。同教授は、この研究が結果的に機能するのであれば、将来、パーキンソン病や脳卒中のような神経疾患を予防するあるいは薬剤によるより効果的な治療ができることを信じていること、そしてこの賞が科学界にさらなる研究と競争が促されることを期待していると述べました。