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デブレツェン大学:ハンガリー国内で最優秀の心臓病研究所に選出トピックス一覧

年間、1万人の入院患者と5万人の外来患者が最先端の治療を受けているデブレツェンの心臓病治療機関が、優れた心臓病治療機関に贈られる権威ある賞を受賞しました。

 

ハンガリーの国民健康保険基金やハンガリー病院協会、ハンガリー医学学会などがハンガリーの医療分野全体を共同で評価する年鑑誌、「Medicina TOP」は2015年で3回目の発行となりました。本誌の審査委員会と編集委員会は、2015年度の優秀な心臓病治療機関として、主に卓越した医師と職員による素晴らしい実績とパフォーマンスによりデブレツェンの心臓病研究所を推薦することを発表しました。

 

この賞には、賞状の他に賞金も含まれており、10月9日にブダペストにおいて授与式が行われ、副所長のZoltán Csanádi教授と看護サービス所長のMária Gál女史が代表して出席をしました。

 

デブレツェン大学の心臓病研究所は、心臓カテーテルおよび心臓血管センターとして機能するほか、ハンガリーで最も先進的な電気生理学研究室の1つでもあります。

 

同研究所のIstván Édes教授は年間の患者数について次のように述べています。「この研究所では、毎年、900~1000件の開胸手術と3000~4000件の心臓カテーテル検査を実施しており、一方では約2000件のカテーテルによる治療や500件のペースメーカー植え込み術も行っています。」同教授はさらに、「患者の治療の他、研究所における学術および研究の成果も優れており、過去10年間では博士課程において30の博士論文が学位審査を突破しています。」と述べている。

 

最先端の技術を持つカテーテルラボと電気生理学研究室をそれぞれ2ヶ所ずつ備えた同研究所では、トランス・カテーテル大動脈弁移植を含む、実質どのような心臓病関連の治療を行うことができ、患者にとって世界中でも数の少ない治療が受けられる場所です。