近年、一部の海外留学エージェントや団体によって以下のような虚偽または誤解を招く表現での医学部留学の勧誘が行われていることが確認されています。
「留年・退学の心配がない」
「無条件で進級できる」
「進級率・卒業率100%」
「卒業すれば自動的に国家試験の受験資格が得られる」
実際には進級できずに留年、退学となった、日本の医師国家試験の受験資格が得られなかったといった深刻な相談が、弊事務局及びグループ事務局に寄せられています。
■ 医学部に「留年、退学のない」制度は存在しません
日本も含め、どの国の医学部であっても、学業成績や出席状況、実習態度などに応じて、留年や退学の可能性は常に存在します。具体的な実績やリソースの参照元が明示されていない場合はご注意ください。
■ 日本の医師国家試験の受験資格は「個別審査」です
日本の厚生労働省は、外国医学部卒業者の国家試験受験資格について、以下のように明確に注意を促しています。「外国の医学校を卒業した方の受験資格は、個別審査により判断されます。厚労省が特定の外国大学を包括的に認可している事実はなく、“卒業すれば自動的に受験資格が得られる”といった広告には注意が必要です。」(厚生労働省HPより抜粋)
いかなる外国医学部であっても、「卒業=自動的に受験資格が付与される」という保証は一切ありません。
■弊事務局の支援体制と実績
弊事務局は、ハンガリー国立4大学と正式に提携し、これらの大学から理事長、学長、教授陣が理事に参画して設立された団体です。入学から卒業後の国家試験受験資格申請、国家試験サポートまでを一貫して支援し、厚労省が求める基準にも適合した教育・臨床実習体制を大学と共に整備しています。
その結果として
● 日本の医師国家試験の受験資格が認められなかった事例: 0件
● 予備試験(日本病院での実地修練)対象とされた事例: 0件
という実績があります。
弊事務局及びグループ事務局は、今後も一貫して海外進学希望者の皆様に正確な情報提供と入学から日本の医師国家試験取得の支援を大学と共同して行ってまいります。ハンガリー、チェコ、イタリアの海外医学部進学に限らずにご不安やご不明な点がございましたら、どうぞ安心してご相談ください。
ハンガリー医科大学事務局
チェコ医科大学事務局
ヨーロッパ医科大学事務局(イタリア医科大学事務局)