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デブレツェン大学:オランダ流の移植外科トピックス一覧

オランダのライデン大学の臓器移植センターのセンター長であるAndrzej Baranski教授がデブレツェン大学の移植外科医を対象に、3月30日と31日に理論と実践の講座を開講しました。Baranski教授はヨーロッパの移植手術におけるエキスパートの一人であり、この二日間の講座を通して、臓器移植に関する最新知識を伝授しました。
 
デブレツェン大学の移植外科部長のBalázs Nemes教授は、オープニングイベントで次のように述べました。
 
「オランダは移植手術の先駆けとして世界で認められており、彼らの移植方法は模範すべきあり方です。この臓器移植に関する知識は、Baranski教授によってヨーロッパの中でも権威ある大学の外科医と共有され、ハンガリーでは、唯一、デブレツェン大学で得ることができます。ユニークな理論講座では、脳死ドナーからの臓器取り出しと移植に焦点をあてており、また、解剖室での実践活動を通して、現場での外科技術を修得する機会があります。参加者の外科医が講座で得た知識を深めるために、実践講座では、手術室での外科技術を中心に学びます。」
 
移植技術は医学のすべての分野に関連しているため、今回の講座では、ハンガリー全土から、一般開業医、腎臓科医および外科医の代表者が参加しました。
 
教授のプレゼンテーションだけでなく、デブレツェン大学の内科医と内科専門の職員による臓器移植の過程の概要説明、小児腎臓移植の実用的な知識、そして患者向けの移植後リハビリテーションプログラムも内容として含まれました。また、二日間の講座の補完プログラムとして、生体腎移植や多発性嚢胞腎についても講義が行われました。