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センメルワイス大学:尿結石症の国際ワークショップ開催トピックス一覧

センメルワイス大学の泌尿器科とハンガリー泌尿器科学会により、ヨーロッパ泌尿器科協会(EAU)の尿結石症に関する第3回国際ワークショップがブダペストで開かれました。

 

2日間に渡るワークショップでは、ヨーロッパで最も認知された泌尿器科医が集まり、泌尿器科の分野における現状の課題や、傾向について話し合われました。前回、前々回はウィーンとミランでワークショップが開かれましたが、今回のブダペストでは、ヨーロッパでトップ90人に選ばれた尿路結石の専門医も招待されました。

 

EAUの尿結石症部門の会長であるDr. Kemal Saricaは、尿路結石の実態とその最新治療および研究開発の重要性について述べました。

 

科学委員会のプログラム・コーディネーターであるDr. Attila Szendrőiは、このワークショップの焦点は、尿結石症の治療と予防、患者の検査にあると述べました。泌尿器科専門家の他に、関連分野である内科、麻酔科、放射線科などの専門家も患者の治療のためワークショップに参加しました。

 

尿結石症の手術は、泌尿器科において最も歴史が長く、画像化技術と検査の登場以降、著しい変化を遂げたことにより、泌尿器科の分野では、最も発展しています。レーザーや内視鏡技術を使った治療は、患者に対し多くの負担をかけずに結石を取り除くことを可能にします。

 

国際ワークショップ終了後、センメルワイス大学泌尿器科部長のDr. Péter Nyirádyは、同大学の泌尿器科とEAUの尿結石症部門は、患者の治療と科学的研究のため密に連携を取って行くことを述べました。長期的には、年1回、センメルワイス大学の泌尿器科とEAUの尿結石症部門の会合を開くことを企画しています。