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センメルワイス大学:肺がんの主原因に関する包括的な研究に貢献トピックス一覧

センメルワイス大学や結核症・肺臓学の国立コラーニ研究所、腫瘍学研究所、ウィーン大学の研究者により肺がんの原因となる遺伝的障害の包括的な研究が実施されました。現在のところ、20もの希少な遺伝子の突然変異が識別され、それは、最新医療を受けられる患者の数が増えることを意味します。この研究は国際肺癌学会(IASLC)の胸部腫瘍学の官報に掲載されています。

 

毎年、約140万人が肺がんで亡くなっており、がん関連の主な死亡原因の1つになっています。腺がんの一般的な遺伝子変異は、上皮成長因子受容体(EGFR)の変異ですが、これはチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)によって治療ができます。EGFR変異の疫学における臨床上の重要性は、博士課程の学生、Dr. Zoltan Lohinaiと同僚によって814人の腺がん患者のデータを基に分析されました。

 

副学部長のDr. József Tímár(分子腫瘍学研究班)とDr. Ilona Kovalszky(第2病理学部)による希少変異の研究は、センメルワイス大学の分子診断法として遺伝子配列解明技術の導入によって可能になりました。この手法は、希少変異を含めたEGFR遺伝子に関する治療の徹底した研究ができるようになります。

 

IASLCの報道発表によると、Dr. Balázs Döme (胸部手術学部) とDr. Balázs Hegedűs (分子腫瘍学研究班)の研究は、一般的または希少EGFR変異の多様な疫学的特徴を明らかにし、喫煙者の希少EGFR変異はTKI治療への反応は低い、あるいは感度が異なることが証明されました。この結果により、全てのEGFR変異の定義は、TKI治療においては非常に重要になってきます。この研究で示された21の希少変異の患者に対する治療効果や無進行生存のデータは、オンライン上で閲覧できるようになります。分子学の研究が、希少EGFR変異の分野へ拡大することは、EGFR治療を受ける肺がん患者が増えることになり、それは患者の生活の質の改善や、生存の機会が増えることにつながります。

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