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学生からのメッセージ

前田真和くん 【国立セゲド大学】

私は、日本の医学部に入れず2浪して、行きついた先がハンガリーの大学の医学部でした。ハンガリーの大学の医学部のほうが簡単に医師になれるというわけではありません。自分がどうやっても日本の過酷な受験戦争を勝ち抜き医学生になれる気がしなくなり諦めたからです。それが今まで、日本の受験から逃げたという、負い目と後悔として、ずっと残っていました。

セゲド大学に限らず、日本の大学も含め、医学生の試験は過酷らしく、実際に精神的に追い詰められる学生も多いと言われています。かくいう私も精神的に強いほうではなく、試験期間には度重なる不合格に精神を病み、不眠症や鬱病のような症状に悩まされる中、全ての科目に落ちてしまい、一人苦しみながら、試験期間は残すところ三分の一となってしまいました。

「自分は医者に向いていないのではないか」「1番楽だと聞いていた1年生で苦戦している自分が情けない」「これより大変な2、3年なんて自分には無理だろう」「こんなに苦しい思いをして医者になってからも大変で、いったい何のために医者を目指すんだろう」 様々なネガティブな感情とともに、真っ暗な道を一人ぼっちで歩いているような気持でした。

そんな私を正気に戻してくれたのは、家族、友人、先輩です。 まず、友人に励まされました。「お前ならできる、まだ諦めるには早い」と言ってくれました。 そして、先輩が逆転するための方法を教えてくれました。たくさんの資料や具体的な計画をくださって、たくさんの先輩が様々なアドバイスと励ましをくださいました。

最後に家族が、心を救ってくれました。親が、「出来なくても、帰っておいで」と言ってくれました。兄が、「今で十分、自慢の弟だ」と言ってくれました。 本当に私は周囲の人間関係に恵まれていると感じました。そしてこれらがきっかけとなり、後半は持ち直し、全ての科目に合格しました。 とても格好の悪い話でしたが、これは私の大切な経験です。泥臭く、みじめな姿をさらしても、ただただ夢に対してワガママにしがみつく。これが、大した実力もなく医者を目指してしまった私が、唯一自分自身の人生に誇りを持てる生き方なんだと思います。このような経験は、日本で医学生にすらなれず夢を諦めていたらできなかったと思っています。

未熟な私を支えてくれる、家族、友人、先輩方に感謝しつつ、今自分にできることを精一杯取り組んでいきたいと思います。

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