| 私は、Semmelweis医科大学卒で、ハンガリーの医師免許を持っています。さらには、日本医師国家試験にも合格して、現在病理医として東京で働いています。 私は、1985年にSemmelweis医科大学を卒業し、内科研修をやり始めました。当時は、母も勤めているBudapest近辺の市立病院で内科をやる計画でしたが、日本人と結婚しましたので、日本に来ることになりました。
日本に来た後、東京大学医学部病理学教室に入り、大学院生になりました。その後、三井記念病院で臨床病理研修を受けました。博士号を1993年に取得してから、今度は医師の国家試験も受けたい意欲がわいてきました。
当時、厚労省にSemmelweis医科大学の情報は全くなく、考えられないほどの証明書や印鑑、翻訳の証明書などを揃えなければいけませんでした。そのために、毎年ハンガリーの大学に行って必要な書類を揃えなければいけませんでした。さらに、本試験の認定を得るには、日本語能力試験1級や永住の在留資格も条件でした。その結果、予備試験ではなく、本試験の認定を得ることができました。要するに、厚生労働省はSemmelweisなどハンガリーの国立医科大学の教育環境や教育内容が日本での医学教育と同レベルであることを認定したということです。
それで、1998年に本試験を受けてみましたが見事に落ちてしまいました。それで、その難しさがわかり、予備校へ通いました。そして、1999年にやっと医師国家試験に合格できて、保険医として登録されました。でも、貴方達は私と違って、日本語を勉強する必要はありません。ですから、きっと短期間で合格することができるでしょう。
人生の先はわからないし、患者さんが貴方の診療を求めているならどんな国であっても治療したいのではないでしょうか。
2010年からEU諸国共通のBlue Card域内共通ビザが導入される予定です。EU諸国に加盟しているハンガリーからも高度の技術をもつ人材が求められていくことでしょう。貴方たちは、最終的にどこでどんな治療をするか、今悩まないで勉強を続けてください。そして可能性はどんどん増えてきます。満足できる自分になってください! |